ある一日

死んだ妹と私について書きます

罪悪感

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この記事はじめじめ度高いかもしれぬ、です。

じめじめ、嫌いなんですけどね。もう、書くって決めたから書きます。

 

 

妹が大学生の時。

引きこもりになったんだって。

私は県外にいて仕事に必死な時期だったんだろう。あまりその頃のことを覚えていない。

連絡先も知らなかったけど、親にアドレスを聞いてメールを送った。

気恥ずかしかったから、ちょっとおちゃらけて少し上から目線での文面。

返事は来なかった。

自分の好きな作家さんの本を渡そうかと思っていた、私がそれで救われたというか拠り所だったから。分かりあえるかなと思ったり、考えていた。

渡していたら何かが違ってたんだろうか。

 

妹が死んで、自分を責めるということはしなかったし、思いだすことも減っていったし、むしろ少しホッとしている自分もいたしで。割と楽しく暮らしている。

お父さんが言った「ぼちぼちやっていきましょ」て言葉通り、普通に暮らしている。

 

 

実家に戻ってきて半年後くらいに妹が自殺したわけだけれども。

私が帰ったのがきっかけの一部でもあるのだろうか。

それとも半年でも最後一緒に暮らせて良かったと思うべきなのだろうか。

帰らなかったらまた違った結果だったんだろうか。

実家に戻ってきてから、途中から妹の悪口を言うのを辞めた。悪口言うの辞める、って決意した覚えがある。

相変わらず、同じ家にいても一言も言葉を交わさない二人だった。

妹がいるだけでピリッとしたような、意識している自分がいた。

けど、少し空気感が変わってきたようにも思えた半年間だった。

悪口言わないことにして良かったって思ってた気がする。

「パソコン代わって」という妹の目と、しょうがないなという嫌々変わるていの私の間にはそんなに嫌なものはなかった気がする。

 

 

一方で、妹の人生において私の存在は影響を及ぼしたんだろうな、という思いもある。そこらへん今はうまく書けないんだけど。

遺書もなかったから分からないし。

 

 

ああやっぱりじめじめしていますね…!

なんだか妹に対して未練たらたらな姉、の図ですね。

口や頭では関係ない、思い出さない、と言っていますよ。