ある一日

死んだ妹と私について書きます

ふと手にした本

 

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海が好きだからと手にした本は、買ってから気づきましたが喪失の本でした。

表紙が穏やかだし、デザイン系のお話がありそうだな、と思って。

 

「海の見える理髪店」。

最後の章は読み進めるのが困難だった、それは良い意味で。気持ちが乗った感じがしたというか。まだ、苦しいのか。こんなに心痛むのか。

約2年たって、この本の喪失した人たちに比べたらなんて普通の生活を送っているんだろうと思う。